大切にしていること ・・・(「アトリエのこと」の続き)
子供の絵に対する接し方について
●特に幼児期は、注意しなければなりません。
周りの大人の対応次第で、子供の絵を型にはまったものにしてしまう場合がとても多いのです。
形をおしえる、色を決め付ける、上手に描かせようとするなどは間違いです。
子供の絵は、自分の気持ちの表現であり、色もかたちもその表れです。
周りがとやかくいうようなものではありません。気持ちを表せるから描きたいと思えるのです。
周りからの押し付けは、お絵かき嫌いの子供にしてしまいます。
●お母様方にも、お願いしていること
どんな時でも、その子らしさが出ているところをみつけてほめてあげること。
ほめかたも、「上手ね」という言い方ではなく、具体的に感じたとおりに・・・・
たとえば、「わあ、このクワガタつよそうね !」とか、自然な会話でお子さんの絵に関心を示して
あげればいいのです。お子さんはうれしくなって、自信をもってどんどん描くようになります。
何を描いたの ? とあまりしつこく聞くのもよくありません。
意味不明のものがあってもいいのです。いろいろ聞かれると、説明的な絵になってしまいます。
自由に、すきなように描いていいんだ、と感じてもらうことがまず大事なことです。
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